第10回 木材活用コンクール 結果発表
2007.06.29
去る平成19年3月18日(日)に東京都江東区亀戸文化センターにて第10回木材活用コンクール審査会が開催されました。
北は北海道から南は沖縄まで日本全国から集まった133作品のうち10名の審査委員と日本木青連会員とで約6時間に及ぶ審査の結果、17作品の入選が決まりました。
今年は第10回の節目にふさわしく、どれもレベルの高い作品で入選から漏れた作品におきましても、ほとんどの作品が最終審査まで残り選考までに時間がかかったすばらしいものでありました。
下記にその入賞作品を掲載しますので審査委員長である小原二郎先生の総評と共に是非ご覧下さい。
尚審査にあたられました審査員の皆様にはこの場を借りまして深く感謝御礼を申し上げます。
総評
ここ十数年の間に環境に対する関心は大きく変わった。自然材料の良さを見直そうという人が増えたにもかかわらず、それが木材界の活性化につながる効果はあまり期待できそうもなかった。そこで木材の新しい魅力的な使い方を見出し、それに光を当てて、一般の方々に木の良さを見直してもらうために、このコンクールを企画したのであった。しかし予算も乏しく、そうした企画の経験も少ない木青連にとっては、初めての催しの成果について、少なからぬ不安があった。それにもかかわらず、企画に賛同して協力を惜しまぬ審査員の先生方や、木青連の会員の努力によって、第一回のコンクールに応募した作品の中には予想を越えるレベルのものもあって、安堵の胸を撫でおろした記憶がまだ残っている。
だが、それからすでに10年の歳月を経て第10回の募集となった今年は、応募作品も130点を超え、技術的レベルも年を追うごとに向上して来た。これはまことに喜ばしいことと言ってよかろう。これまでの経験で一応の基礎は固まったので、今後はさらに一層発展させていくように努力していただきたいと思う。なおここで望みたいのはエクステリアとインテリアの部門の応募を充実させて欲しいことである。市場にはかなりよいものも見受けられるので、応募するようにすすめていただければ、このコンクールは一層有意義なものになると思う。
千葉工業大学常任理事
小原二郎
審査委員ご紹介
審査委員長
千葉工業大学常任理事・千葉大学名誉教授
小原二郎
審査委員
(財)日本住宅・木材技術センター 理事長
岸 純夫
KDアトリエ所長・日本インテリアプランナー協会 専務理事
栗山正也
宮崎県木材利用技術センター 所長
有馬孝禮
東京芸術大学美術学部建築科 教授
黒川哲朗
(有)松井郁夫建築設計事務所 代表取締役
松井郁夫
首都大学東京工学部建築学科 教授
深尾精一
専門委員 木構造振興株式会社 取締役
征矢 隆
株式会社加藤設計 代表取締役
加藤昌之
日本木材青壮年団体連合会 会長
角 博
専門委員 日本木材青壮年団体連合会 木材活用委員長
米地徳行
各賞発表
林野庁長官賞
篠山市営福住本陣団地
(有)才本建築事務所
兵庫県西宮市
(財)日本住宅・木材技術センター理事長賞
生きものと一緒の棲み家・ぬちゆるやー
後藤道雄 後藤典子
沖縄県中頭群
全国木材組合連合会会長賞
甲斐市玉幡公園
「Kai・遊・パーク」総合屋内プール
(株)松田平田設計
東京都港区
日本木材青壮年団体連合会会長賞
桜井の家
長谷川設計事務所 長谷川総一
兵庫県尼崎市
第1部門 木造建築部門賞
15の木箱
小西彦仁
北海道札幌市
第1部門 木造建築部門賞
特別養護老人ホーム竜爪園
社会福祉法人天心会 安池倫成
静岡県静岡市
第1部門 木造建築部門賞
国際交流セミナーハウス
高木和芳
奈良県五條市
第2部門 住宅部門賞
四季薫る家
オークヴィレッジ木造建築研究所 上野英二
岐阜県高山市
第3部門 エクステリア部門賞
あすなろ保育園 エントランスホール
則岡宏牟
兵庫県伊丹市
第4部門 インテリア・家具部門賞
木肌で癒される産婦人科医院
デザインルーム萌 佐々木則子
東京都世田谷区
第4部門 インテリア・家具部門賞
#3606 B/L/D/K/W
浜野忠彦
大阪府大阪市
第4部門 インテリア・家具部門賞
Atelier珠
大滝珠乃
岡山県岡山市
アイデア賞
ツリーハウス プロジェクト
東京学芸大学 鉄矢悦朗
東京都小金井市
アイデア賞
木材の三次元圧縮成形加工技術
中野俊文
東京都八王子市
努力賞
藤岡町道の駅 みかも
杉本洋文
東京都千代田区
努力賞
東通村立東通小学校
(株)シェルター 小野寺淳
山形県山形市
努力賞
千早赤阪の民家再生
輝建設(株) 小原公輝
大阪府大阪市
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