日本木材青壮年団体連合会
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第14回木材活用コンクール結果発表

2011.06.13

■第14回木材活用コンクールを終えて

 まずもって、先の東日本大震災において被災された皆様方へ心よりお見舞い申し上げますとともに、不幸にして亡くなられた方々へ深く哀悼の意を表します。そして一日も早い復興を祈念致します。
 震災の影響により、当コンクール含め、日本木材青壮年団体連合会の全国会員大会も大幅に変更を余儀なくされ、関係各位には深くご心配・ご迷惑をお掛けしましたことをここにお詫び申し上げます。

 さて、今年度の木材活用コンクールは全体応募作品が例年より少なめの86作品に留まりましたが、作品全体のレベルは年をまして上がっているのが見て取れる秀作揃いのコンクールとなりました。

去る4月10日に審査会を開催し、厳正なる審査の結果、20作品が入選されました。本来ならば、6月4日の全国大会内にて表彰式を執り行う予定でしたが、震災により今年度は自粛させて頂くことを改めて受賞者ならびに関係各位の皆様へお詫び申しあげる次第です。今回、ここに掲載させて頂く内容をもちまして、第14回木材活用コンクールの全てのプログラムを終了いたします。改めて後援・協賛して頂いた団体・企業の皆様、審査委員各位、そしてコンクール実現に向けて尽力頂いた会員の皆様に心より御礼申し上げます。

 今年から審査会の方式を変更したことは→既報の通りでございます。審査会の模様などはそちらをご覧頂ければ幸いです。


平成22年度 
木材活用委員長 
松原 輝和


■審査講評

 今年は、全体で86作品の応募があり、例年よりは数としては少なく、残念ではありましたが、全体のレベルとしては、特に住宅部門、インテリア・エクステリア部門においてレベルの高い作品が多く、審査会も長時間をかけることになりました。今回から、電子データを用いることにより、各審査委員が事前審査を行いましたので、作品を事前にじっくりと拝見することが出来ました。その上で行なわれた審査会ですので、応募者の皆様が一生懸命に取り組んで来た作品を十分に理解して審査ができたと思います。そのことは、審査委員の皆様の議論にも表れていたと思います。

 このコンクールの特徴として、第1から第5部門(大型木造建築物から家具、加工物など)まで、広い範囲の作品が募集され、審査されることが挙げられます。各審査委員の観点が異なり、審査結果もばらつくことが多いのですが、今年も例年のように、途中までは審査結果が非常にばらつき、どうなるかと心配しました。 しかし、終盤の選考段階になると、優秀賞以上の5作品はすんなりと、審査委員全員の同意の上で納得の行く結果となりました。

それに付随して、各部門賞に関してもすんなりと決まりました。そのことをみても、適切な審査ができたと思う次第です。

 昨今の事情から、木造建築がかなり復権してきており、公共建築物へも、今後どんどん使うようにという動きの中で、応募作品が少なかったことは残念でした。法律施行の結果として木造建築物が増えてくるのは再来年以降とはなると思いますが、必ずや、木造の良い作品が出てくるものと期待しております。
 木材活用コンクールとして、賞の権威を高めるという意味では、選ぶ作品を厳選し、数を絞る、ということも大切ではあります。しかし、作る人たちの努力を認め、木造を推進するという意味では、多くの作品を顕彰するということが大切であり、最優秀賞、各優秀賞、各部門賞9作品のほか、特別賞として11作品を選考しました。


第14回
木材活用コンクール
審査委員長 
深尾 精一
(首都大学東京都市環境学部建築都市コース教授)

■審査委員ご紹介
審査委員長 深尾 精一 首都大学東京都市環境学部建築都市コース教授
審査委員 有馬 孝禮 宮崎県木材利用技術センター所長
加藤 昌之 (株)加藤設計代表取締役
岸 純夫 (財)日本住宅・木材技術センター理事長
栗山 正也 KDアトリエ所長・日本インテリアプランナー協会専務理事
黒川 哲郎 東京藝術大学美術学部建築科教授
松井 郁夫 (株)松井郁夫建築設計事務所代表取締役
村口 峽子 インテリアデザイナー・駒沢女子大学教授
落合 祐二 日本木材青壮年団体連合会会長
松原 輝和 日本木材青壮年団体連合会木材活用委員長

後援:林野庁、(財)日本住宅・木材技術センター、(社)全国木材組合連合会、日本木材防腐工業組合

■各賞発表

最優秀賞
林野庁長官賞
土佐くろしお鉄道 中村駅 リノベーション
川西 康之 + 栗田 祥弘 + 柳 辰太郎
nextstations


インテリアとエクステリアの両面を持つ作品である。そのようなかたちで木材を沢山使うことの良さをアピールしている、非常に優れた作品である。建築家の視点としては、どうしても、建築の構造として木材をどのように使うかに視点が行きがちであるが、木材活用の好例としてこのような作品が選ばれることは、今後の賞の巾を広げることに繋がる。建築としても素晴らしい作品を選考出来たと思う。
詳細資料(約1.3MB)
優秀賞
(財)日本住宅・木材技術センター理事長賞
本郷台キリスト教会チャーチスクール・
保育園

保坂猛
株式会社保坂猛建築都市設計事務所
(社)全国木材組合連合会会長賞
切妻の家‐7
羽賀 重久
羽賀重久建築研究室


非常に意欲的な作品である。技術的にも、木材を使いながら新たな構造技術を適用して、今までの木構造では出来ない形態にチャレンジしている。中庭の組み合わせ方も見事であるが、雨仕舞・耐久性など、心配な面もないではない。しかし、その懸念を越えた魅力があり、チャレンジスピリッツを評価した。
詳細資料(約1.2MB)


内部空間は、実際のモノを見ないと、ほんとうの評価は出来ない。これは、本コンクールの限界でもある。しかしこの作品は、写真・図面による判断でも、非常にレベルの高い作品であり、木を活用した住宅作品として、空間構成から細部に渡るまで高く評価できる。
詳細資料(約1MB)
日本木材防腐工業組合理事長賞
湯ノ山Sアトリエ
矢田 康順
株式会社インテグレーティッド
デザイン アソシエイツ
日本木材青壮年団体連合会会長賞
大阪木材会館外壁木質化リノベーション
河井 敏明
一級建築士事務所河井事務所


木材を多用した住宅として、しっかりと作られている。木を使うと完成度の高い建築が出来るということを示した好例である。このような事例を広めたいという意味でも評価された。
詳細資料(約1.2MB)


木を市街地に建つ建築の外壁に用いることは、諸外国ではかなり事例がある。一方、日本では法規制、使用制限等で中々出来なかったが、近年、徐々に可能になってきた。木材の活用を推進していく手法の一つとして、今後推進して行くべきであろう。日本の建築でもこのような事が出来るということを内外に示せた好例として評価出来る作品である。
詳細資料(約1.3MB)
部門賞
第1部門賞
お伊勢さんの湯治場
金子 義彦
株式会社 DO設計
第2部門賞
大屋根の別荘
宮ア均(前橋工科大学) 赤羽暢之(REP研究所)
REP研究所
詳細資料(約1.7MB) 詳細資料(約2.8MB)
第3部門賞
学社ふれあいハウス
歌 一洋
歌一洋建築研究所
第4部門賞
宮崎空港保安検査場木質化計画
坂本晃彦
(株)内田洋行テクニカルデザインセンター
詳細資料(約1.7MB) 詳細資料(約1MB)
 
第5部門賞
該当なし
 
その他の受賞
特別賞
東北大学大学院 環境科学研究所
ecolab エコラボ

佐々木 文彦
有限会社 ササキ設計
特別賞
吉野の家
増谷 高根
一級建築士事務所 増谷高根建築研究所
詳細資料(約1.4MB) 詳細資料(約1.4MB)
特別賞
Garden Tree House
小川 博央
有限会社 小川博央建築都市設計事務所
特別賞
YA−CHI−YO
山下 保博
株式会社 アトリエ・天工人
詳細資料(約1.1MB) 詳細資料(約1.3MB)
特別賞
出窓の家
三宅 正浩
y+M design office
特別賞
木箱・深大寺 56/100
葛西 潔
有限会社 葛西潔建築設計事務所
詳細資料(約1.1MB) 詳細資料(約1.4MB)
特別賞
タカマド・ノイエ
赤坂 真一郎
(株)アカサカシンイチロウアトリエ
特別賞
森田総合法務事務所
関谷 昌人
PLANET Creations 関谷昌人建築設計アトリエ
詳細資料(約1MB) 詳細資料(約1.3MB)
特別賞
球磨のバンガロー
渡瀬正記 + 永吉歩
一級建築士事務所 設計室
特別賞
KRP9号館 間伐杉家具のオフィスラウンジ
米澤研二+今井充彦
日建スペースデザイン
詳細資料(約1.2MB) 詳細資料(約1.3MB)
特別賞
白金の家
甲村 健一
KEN一級建築士事務所

詳細資料(約1.3MB)

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